今日からマチュピチュへ向かって移動する。
マチュピチュへは電車で行くのが普通のルートなのですが、片道75ドルと「新幹線か!」と言いたくなるような破格なので行きはバックパッカーがよくとるオアシスルートというものをしようとおもう。
「クスコからマラス行きの乗りあいタクシーに乗りモライの遺跡とマラスの塩田へ寄り、そこから徒歩で道路へ抜け再び乗り合いタクシーを拾いオリャンタイタンボという街へ向かう。オリャンタイタンボという街からさらにバスを拾いサンタマリアという街へ向かいサンタマリアからサンタテレサまで乗り合いタクシーを拾う。サンタテレサから水力発電所まで乗り合いタクシーを拾い、水力発電所からマチュピチュ村まで歩くというルートだ。」
って聞いてもわからないと思うのでさっそく行きましょう!
朝起きて昨日仲間になったシンジととも君と一緒にタクシーをひろって乗りあいタクシー乗り場へ。マラス行きのコレクティーボまでと伝えれば連れていってくれる。クスコのアルマス広場から10分もかからない。
中はこんなかんじ。満員になるまで発車しない。今回はすぐに満員になったので発車。料金は3.5ソル。
マラスまで1時間半ぐらいだったかな?何もない道をひたすら走ります。
上の画像で左端にすこしだけ人がうつってますが、その人たちに交渉してここからはタクシーで移動します。
ちょっと寂れた街に到着。急にちょっとまってろと止まる。
・・・・・・・・・・
最新式手動ガソリン。僕もいつか覚えたいです。
そんなこんなで進むこと約40分ぐらい。モライへ到着。お値段10ソル。
タクシーにはまっててもらいそのままマラスへ連れていってもらう。1時間タクシーの運転手さんにはまっててもらう。遅れると値上げらしい。(10分ぐらいおくれたけど値上げされなかった)
こんなところ!実は円の真ん中でのっぽが大の字でねてますが、小さすぎてみえません。
もうちょっと近づいてみよう。
今度は僕。結構広いんですよねモライ。
実はここ農業試験場だったらしいです。段々畑を下に行けば行くほど気候が穏やかで気温が上がるらしいです。まぁ一つの説ですけどね。
さぁ次はマラスの塩田へ移動します。
30分ほどすると見えてきます。これです。カーブをまがった瞬間窓から見えます。感動しちゃいました。思っていたより規模がでかい。
ちなみに、みたとおりの崖っぷち運転ですがいい加減なれました(笑)
崖道をおりてくと建物が何件かあってそこで入場料を払います。お値段5ソル。
塩野お土産やさん。見えてるもの全部塩です。灰皿やチェスボードもありました。
お土産屋さんをぬけると本番です。
塩!
塩!
塩!
何かを指座しているシンジ。塩しかそこらへんないですよ。
塩田のはじにこういう歩道があるのでそこを歩いていきます。
塩!
そして記念に。
そして歩道にとどまっていられない男達が旅に出る。
まぁそんなこんなで徒歩15分分ぐらいの長さがあります。
そしてちょっと前の画像をおもいだしてほしいのですが、
これですね。歩道をもどらないと車には戻れないんです。細い道ですが一方通行ではありません。
しかし、実はしばらくまえにもう僕たちはタクシーとバイバイしちゃいました。塩田を反対側にそのまま下山します。(僕たち以外にしてる人は見当たりませんでした。)
下山しながら後方をみるとさきほどいた塩田が見えます。
そして山!
少しずつ家とかがみえてきました。
超ローカルです。
つり橋、もちろん車も渡れます。もちろんギシギシ音がなります。
そしてようやく道路に到着。ここで通り掛かりのバスなりタクシーなりを拾います。
道端にねているワンコ。
車をつかまえるつもりでしたが、隣の街がみえがかっているので歩くことに。1時間ぐらい。飯が食いたい!
写真をとるのを忘れましたが、そこはウルバンバとオリャンタイタンボのあいだの街。何もない街だったので断念してコレクティーボでウルバンバへ。お値段1.3ソル。
お昼!見た通りの豆とトマトと葉っぱものと肉です。味はおいしかったです。
ウルバンバのバス停でともくんとさよならをする。ともくんクスコから本当にありがとう!また日本で会おう!
この後ともくんはすごい伝説を残したらしいがそれはまた別のお話。
ここからはシンジとのっぽと三人で旅をする。
お別れした後タクシーの運転手さんとサンタマリアという街までの値段を交渉する。
すると一人300ソルだ!遠いんだよ!とぼってきた。4,5人の運転手さんに交渉するも一人150以下にはならなかった。
やってられっか!とオリャンタイタンボという隣街へ移動することに。所要時間30分ぐらい。ここからは少ないがバスもでているらしい。
到着。街の周りの山には遺跡だらけだ。ここまでの移動のあいだ、のっぽは南米JSらしき集団にからまれていた。
そこから得られた情報。
1,ジブリは有名。(日本語タイトルのまま通じる。)
2,北野武はしらない。
是非南米JSと話すときはジブリをネタに。
まずはこの街で情報収集。僕たちはサンタマリアという待ちへ行きたい。
警官がいたので聞いてみると、たぶん5時ぐらいにくるよ!とのことだ。
ご飯を食べたいのだが警官はいつくるかわからないので待ってたほうが良いという。
時刻は7時ごろ。こない。
街の人に他の情報を求めに行くと、
「11時ごろじゃないかね?」
「いや、今日はこないね!」
「もういっちゃったよ」
「9時だ。」
と、情報がめちゃくちゃ。
時刻は7時、もうこないんじゃないかと疑い始めた頃、同じサンタマリアへ向かうというおばちゃん二人を見つけた。
話を聞くと「いつくるかわからないから待ってるのよ。」という。
たしかに僕らが待ち始めた5時ごろにはもういた。
バスはいっぱいだととまらない。ヒッチハイクもできたらする。 ←New!
と新たな情報がでてきた。
現地の人たちがヒッチハイクするなら僕らもやるしかない。
5時ぐらいからはじめ2時間ぐらいが経過するもみつからず。
ひたすら親指をあげて車をとめ「サンタマリア?」「ノー」の繰り返し、荷物を見張りながら三人で20台ぐらいはとめたのではないだろうか。
進むのは時間だけ。
こんなに暗くなってしまった。もう今日はこの街から進めないかーとあきらめかけていた。
8時か9時ごろシンジの熱烈な交渉に負けウルバーノという優しいガソリン車のドライバーさんがのっけてくれた。感謝。
ここから走ること4時間強サンタマリアに日付が変わってから付いた。
途中トラックがこわれて直すなんて場面もあったが、ついてよかった。
ありがとうウルバーノ!深夜の街で記念撮影。
この先はまた次の回で。
マチュピチュは遠い・・・・・