おはようございます。

今日は人と待ち合わせとしているのでヴァチカンの方へ向かいます。

今日ももちろん徒歩

San Pietro広場到着。

広場中央のオベリスクで待ち合わせしています。なんかおしゃれ?

無事合流。今日待ち合わせしていたのはヴァチカンの護衛隊のキリアン君。同い年である。
今日の午前時間があるということでヴァチカンを案内してもらうことにした。
※注意:個人的にお願いしただけで、そういうツアーがあるわけではありません。
日本人でヴァチカン市民にヴァチカンを案内してもらった人も少ないのではないだろうか。
細かい情報が満載で非常に面白い。

まず、この画像の中央少し右にうつっている建物の最上階が教皇の住宅らしい。教皇含め7人で生活している。
教皇に世話役のシスターが4人護衛隊が2人の計7人。

ちょっと見えづらいが扉の所に兵士がたっている。2時間静止した状態でその後交代するらしい。

以前も来たが今度は超ローカルなガイド付き。天井までは40mで天井に見える大きな文字は2mもあるらしい。

普通は入れない教会の前の方にもいれてもらえた。ヴァチカンパワー。

以前の教皇のお墓らしい。彼によるとこのお墓は教皇本人の最強の動物と一緒にしてほしいという要望を答え作られたものだという。最初は最強の動物として象があげられたが、それは却下されライオンとなった。この話が本当かどうかはわからないが、そういう言い伝えがあるという。

ライオンのお尻をみると像に見えるのも作者の遊び心とか。

本当に真ん前から激写。きっと教会にいる観光客にはあいつは何してるんだと思われているに違いない。

以前はミサ中でこれなかったが、教会の上へやってきた。入り口が混雑していたので、出口のエレベーターであがるという特権を使う。

広場からも見えるが教会の上の石像はかなり大きい。

教会の上からみえるドーム。これからあの上まで登る。

ドームのちょっと上。さきほどいっていた2mの文字が見える。

この教会は全ての絵がモザイクで作られていることがポイントらしい。全部がモザイクとはどれだけの歳月がかけられて全てが作られたのだろうか。

天井。つまりあの絵も全てモザイク。

さらに登る。たしか340段ある。

頂上からの眺め。ちょっとガスっているが、かなり綺麗である。
広場からの直線の通りがある場所には昔建物があったらしい。
イタリアのかの有名なムッソリーニにより排除されてこの道が作られ、以前は広場までも車が来れたらしいが観光客がかなり増えたため入れなくなった。

先日回ったヴァチカンの庭もよく見える。彼によるとヴァチカンの市民も庭には午前中しかいけないらしい。午後は教皇のためにある。

降りてきました。

教会のすぐ横にある入り口から観光地ではない本当にヴァチカンに入ります。

中は撮影NGらしいので、見たい方は是非ヴァチカンの人と仲よくなっていただきたい。
街と彼がお気に入りだというお庭がかなり綺麗に整えられているお墓のある場所へ連れて行ってくれた。
ヴァチカン市内からみた教会の側面と門。

キリアン君の友人(職務中)は日本が大好きらしい。日本に行った事はないらしいが、少し片言でしゃべれる。
写真とろうよ!って言ったら、他の護衛の人に良い?うーん、まぁいっか!っというような感じで記念撮影。
10分ぐらいヴァチカンの門で雑談していた。なかなかフレンドリーである。

この後はキリアン君と近くのBarでコーヒーを飲みながら雑談していました。Barに行くまでの100m位の間にキリアン君がヴァチカンの案内いりますか!?とヴァチカンガイドのイタリア人達に話しかけられる姿はとてもシュールだった。市民をガイドしてどうする!
まず、ここまできて今更ですが、キリアン君にいろいろ教えてもらったのでヴァチカンや護衛兵について軽く説明を。
ヴァチカン本体にはもともと護衛兵はいません。ヴァチカンにいる護衛兵は全て中立国であるスイスからきている兵士達です。彼らはヴァチカンに配属されると2年間の任期があり、本人からの希望があれば1年単位で伸ばすことが可能である。キリアン君は今月から2年目、日本大好きな友人は希望で1年増やし3年目だという。来年一緒に卒業らしい。
教皇同様護衛兵の宿舎にも世話役のシスター達がいるのでご飯は無料でたべられるらしい。とても料理は上手なのだが、ピザやパスタばかりで飽きてきているとキリアン君はいっていた。かなりの種類のパスタがあるけど、やはり外に出るときはイタリア料理以外がいいという。
仕事の日程は教皇に左右されることが多いので決まった日程はなく、毎日の門限(ヴァチカン内に戻ること)は12時で休日の前日は深夜3時までだという。
ヴァチカン内に売っているものはイタリアと値段はかわらない。税がないのでワインやガソリンなどが安いことはメリット。携帯電話もヴァチカンナンバーがあるらしい。キャリアはVodafoneでイタリアより割高なのでキリアン君はイタリアの携帯をつかっている。電話もインターネットの固定回線も独自にもっているが、Facebookなどさまざまなサイトで位置情報取得するとイタリアとでるあたりからインターネットはイタリアからたぶん買ってるだけだと語っていた。
最後にキリアン君とヴァチカンの前で記念撮影。ありがとう!またどこかで会おう!ちょうどかばんに日本のお菓子が入っていたので、日本大好きな彼と食べてと渡した。

帰りももちろん徒歩。ローマの景色を楽しみながら再び45分かけ駅まで。

駅到着。ローマから空港までの切符購入。14ユーロ。

以前カレーをたべたケバブ屋さんがわりとリーズナブルでおいしいので牛肉とお米の料理をたのんだ。5.5ユーロ。

宿で荷物をピックアップ。

まぁ想定の範囲内。空港行きの電車がこなくて荒れている。人がカウンターのまえに押し寄せている。きっと時間がやばいのだろう。

隣にいたスイス人に理由をきいたけど、次の電車はこない、もう30分待てと言われるだけで理由は教えてくれなかったらしい。空港行きの電車は30分おきに出ている。

30分ほどで空港駅に到着。途中停車駅がなく直通なのではやい。

ここから十字に各種ターミナルや駐車場へ分岐しています。

進む。

徒歩5分ぐらいでターミナル2へ到着。

チェックイン中。昨晩チケットをとったので荷物込みで割高の1万円程度だった。早めに予約してオフシーズンであれば最安値は3000円ぐらいっぽい。ヨーロッパの格安航空の値段には本当に驚かされる。日本が高いだけか?

みたとおりこのターミナルはほぼeasyjetが占拠している。

荷物検査がかなり並んでいる。

飛行機搭乗待ち。ヨーロッパの格安航空はだいたい自由席なので席取り合戦になる。

搭乗。飛行時間は1時間位。隣にいたイタリア人のプロバイオリニストとイタリアの大学教授と雑談していたらすぐだった。

ジュネーヴ到着。相当年ぶりのスイス。荷物待ち。

空港には無料発券機があって、の交通機関初回80分は無料だった。

無料乗車。

ホステルがあるというGare Cornavin駅へ到着。

看板にいろいろ書いてある。

ホステルに到着して荷物を置きケバブ屋へ。スイスについて5時間早くも物価の高さに泣きそう。
ホステルがローマが11ユーロだったのに対し、ジュネーヴは28ユーロ換算(現地通貨はスイスフラン)。ケバブプレートはローマで7ユーロだったのに大使ジュネーヴは19ユーロ換算。

スイスへの滞在は3日間の予定だが、はたして生きていけるのだろうか!
それではまた明日!おやすみなさい!