西洋放浪記 7日目 モロッコ・タンジェ上陸

おはようございます。

西洋放浪記という名前ではありますが、モロッコはスペインの最南端からわずか数十キロ。船で1時間強で渡れます。

せっかくなので足を伸ばしてモロッコで数日過ごしたいと思います。

ホテルをでたら目の前には朝市が展開されていました。

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にぎわってます。

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外は野菜、建物の中は肉や魚中心です。

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ちょうどパンをきらしていたので補充しようと思います。

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菓子パンと

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右奥のいつも買ってるタイプのパン。少し時間がたってもおいしくたべられるので、ヨーロッパ旅には必需品。

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ここでやいてます。

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菓子パン4つバゲット3つで2.4ユーロ。安い!

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さて港へ参ります。

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港付近を歩いてると、「モロッコか?」「タンジェか?」と寄ってきます。

だいたい港の外のおっさん達は詐欺かぼったくりなのは知ってるが試しについてってみる。

「いやー今日はここしかあいてないんだよ」

「ほんとかよ」

「タンジェの便はここだけなんだよ。」

「ほんとかよ」

「となりの店にきいてみるか?」

聞いてみると首をふる。(グル)

「へー。でいくら?」

「新港まで34ユーロだよ。じゃあパスポートみせて。」

ちなみにタンジェまでのフェリーは昔はすべて街にある旧港まで行っていたが、いまはほとんど新港へ向かっている。

新港はタンジェの街からちょっと離れている。

まぁ詐欺ぼったくりの価格調査はおわったので、

「たけーたけー。どうせ他んとこもやってんだろ。」

と逃げてきました。会話は全て片言のスペイン語で。

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港に入り正規店で買いました。やってないなんてうそっぱちです。

旧港までで35ユーロ、新港までで23ユーロこれが今の平均価格です。

空いてる旧港までの船で一番はやいのが隣町のタリファからだったのでそのチケットを購入しました。

タリファまでは無料バスが出ています。

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バスが来たので乗ります。

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乗客は15人ぐらい、全員モロッコへ行きます。

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車窓から

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ちびっことにらめっこ中

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とるよー!っていったら弟も入ってきました。

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到着。目の前に船。

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来てしまった。言い忘れてましたが、doaは船が死ぬほど嫌いです。正直3日目にアップロードしたエル・カミニート・デル・レイより怖いです。

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もらった券は引換券なのでタリファでチケットと交換します。

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出国ゲート開放待ち

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モロッコの入国カード

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イスラエル人が3分ぐらいいろいろ質問されていたが、日本のパスポートは相変わらず開きすらしない。

乗ります。

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うわーーーーー船・・・・

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でっかい荷物は下に置いて、上がります。

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意外と綺麗。

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こんなかんじ。

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入国手続きは船の中で行います。これをしとかないとモロッコに着いたときに不法入国扱いされます。

乗ってすぐにならんだので船が出発するまえに終了。

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あでぃおーす!そして1時間ぐらい寝る。

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ねてたら到着。

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アフリカ大陸へようこそ

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入国スタンプ確認中。手続きしてなくて船の中に連行される人複数名。

そういう説明は船内でまったくされないので絶対誰かいるだろ、と思っていたけどやっぱりいるんですねw

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船をおりると、詐欺師達のお出迎え。まぁ、アルへシラスと同じですね。

ガイドするよ。日本人か?という人が30名ぐらい。みんな公式のガイドだよ。っていってきます。

案の定その中に本物の政府公認のガイドがいたので案内してもらうことに。

料金はかからないとのことだが、モロッコはチップな国なのでそういうことだとおもう。

旧市街を一人でマイクロ一眼構えて散策するつもりはなかったので、このガイドをボディーガードに連射しようという作戦。

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ガイドはおそらく70歳ぐらいのハッチさんというおじいさん。階段も軽快にのぼってゆく気さくな人。

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どうやらかなりの有名人らしく荷物検査も顔パスで機械をとおさず通過できた。

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タンジェは5つの宗教が混在していて、多くの外国人も住むインターナショナルな街らしい。

公用語はアラビア語、フランス語。子供は英語、スペイン語の教育もうけているらしい。

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宿は旧市街にあるらしい。

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階段をのぼり、

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路地を進む。建物の雰囲気がスペインとがらっとかわるから不思議だ・・・。1時間しかたってないのに・・・・。

正確には1時間時差で戻るから1分もたってないのに・・・・。

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宿が見えてきました。

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宿は14ユーロ。野宿をのぞいては最安値更新。暖房はないが毛布3つぐらいくれた。ベッドはなぜか二つあるが片方荷物おきにしてる。

シャワーは朝だけだが暖かいのがでる。

荷物をおいたらそこからガイドスタート。完全にローカル。

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観光地はあまりいいのでローカルな紹介をしてくれとたのんだ。

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まずはパン屋。このメディナ旧市街には3つこのようなところがあるらしい。

パンはできたものがうっているわけではなく、モロッコの女性が練った生地をもってきてそれを焼いてくれるお店らしい。

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街を進む。

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進む。

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サウナ。

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にゃんこ

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ここらへんはアメリカ人やスペイン人が多く住んでいるらしい。

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ハッチさんによるとモロッコはお金持ちと貧乏は家ですぐ見分けられるという。

右の角のような壁と角がしっかりしたような家は金持ちで左のような荒いものは貧乏な家なんだとか。

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この壁の反対側には海が

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画像では見えないかもしれないですが、右奥にはうっすらとスペインが見えます。

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このちょうど上には建物があってアメリカ人が購入してホテルにするために改装までしたのに使われてないらしい。

ホテルの看板もあった。

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この建物。

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画家の家の床。筆ではなく床に埋め込んであるようなもので書くらしい。とてもユニークは床。

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水道。この街にとってはとても重要な場所である。モロッコのまずしい家では電気屋水道がないらしい。

街にある数ヶ所の水道から水を運ぶためこれがないと生活できない人もいる。

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メディナ街のゲーセン。プレステがつながってるだけ。

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左の建物は学校。右の壁には穴があって新市街の方が望める。

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覗き。チラッ。

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なんか重要な建物らしいが説明がよくわからなかった。

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旧王宮。今は博物館になっている。

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目の前の立派な白い建物は37年前に亡くなられたアメリカの有名な作家さんの家らしい。

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壁には伝統的な模様が。全部手作り。

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再び街のライフラインの水道。

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バルセロナフットボールクラブが書かれた扉。

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日本じゃ法律に触れるレベルに近くに建設されている建物達。

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窓あるけどつかえないだろ・・・・・・

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別のパン屋さん。

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坂を下っていく。

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縫い物がされている通りにやってきた。

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ハリーポッターの杖屋さんのように上のものははしごでとる。

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町中でヒモを束ねていく店員。ここでやるかw

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商店街らしきところへ

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野菜がたくさん売られている。見える門がメディナ街の入り口。ここからは新市街。

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新市街の古めのほうに入る。

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香辛料がたくさん。

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昔ながらの洗濯機。5ユーロ。一瞬バックパッカーネタに買おうか迷ったが、邪魔なのでやめた。

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通りを抜けると

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じゅうたん屋さんにやってきた。

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彼がいろいろじゅうたんの種類を教えてくれる。

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モロッコのミントティのプレゼント。

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一通り全部種類を教えてくれた。全然お土産をかってなかったので、薄い小さなじゅうたんを豪華に毛布がわりにするために買った。

1枚300ユーロだっていってきたから2枚で50ユーロで買ってあげた。

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ここには伝統的な薬局がある。

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これも全部手作りだと薬局の壁を説明するハッチさん。

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薬局内は撮影禁止なので入り口付近から、薬品の瓶が見えるだろうか?

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いろいろ40種類ぐらいの薬品を紹介してもらい、せっかくなので旅人にいいものをくれともらったものがこれ。

ここでうっているものは本当にいいものだとハッチさんが行っていたが、お試ししたところ30秒で肩の疲れが抜けた。

ユンケルよりはるかにハイテクかもしれない。1本4ユーロ、3本で8ユーロ。3本購入、ユンケルより安い。

指につけて嗅ぐだけなので1本でしばらくはつかえる。オレンジ系の香り。

超絶疲れた時はお湯に4滴混ぜて飲むといいといっていた。

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これでだいたい終わり、暗くなる前に飯を食ってホテルに戻りたいのでハッチさんに飯屋だけ紹介してもらった。

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ここ。コースで12ユーロ。

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階段をのぼってハッチさんとお別れ。チップを気持ちばかり渡しておいた。

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結構綺麗なところ。

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最初は野菜スープ、トマトスープとカレースープの中間ぐらい。かなりスパイスが利いている。

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頼んだ水のボトルがどう考えてもエヴィアンのぱくり。

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2品目。チキンのパイ。これが死ぬほどうまい。中はチキンとアーモンド。外は春巻きの革みたいにぱりっと。ジューシーであって外には砂糖とサフランそのたもろもろ一杯使いすぎててわからないって店員がいっていた。

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その後はラム肉の串

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最後にコンソメ系の味の食べ物。お米みたいなのは穀物。南米で食べたキヌアにかなり似ているがもっと細かい。

上にはチキンが半匹のっていて、野菜はにんじんキャベツがメイン。

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最後にクッキー。こいつが悪魔。小さいにもかかわらず口の中の水分を全てうばっていく。

これ1個食べるのに水1本ぐらいはほしい。

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最後にミントティーでフィニッシュ。

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レストランからの風景。

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帰りに水を購入。3DH(約30円)、店番を中学生ぐらいの少年がやっていてまったくぼるきは0。

モロッコの人は子供心を是非わすれないでほしい。

そして5時宿に帰還。少し早いが時差の関係で気分は6時。ゆっくり宿で休もうと思う。

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ネットはないのでアップロードはできないが、回線があるところでしようと思う。

おやすみなさい。

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