ネットがないので更新が遅れます。
どうも。僕です。
念願の今日がやってきました。
晴れ男な僕がこれば、雨だった昨日からでもこの天気です。
写真は宿のベランダから
先に言っときますが、自由なクレイジージャパニーズとして有名な僕ですが、今日もバカしてきます。
過去のバカ参考:南米13日目 世界一危険な道「デスロード」へ挑む
※本日行うことは、人間はまねしないでください。
今日行く道はGizmodoさんとかGigazineさんとかカラパイアさんがが大好きそうな世界一危険な道といわれている場所です。
※カラパイアさんに紹介して頂けたようです。ありがとうございます!記事はこちらから。
デスロードとの違いは車が通れるかとおれないかです。
今回はとおれません。人間のみです。
まぁまずは朝ご飯。冷蔵庫に前に宿にいた人がハムを残していってたので遠慮なく(期限とかは知りません。おなか弱い人はまねしないでください。)
11時に今回道案内してくれるシルビア師匠と待ち合わせしているので、それまでお散歩。
本当に綺麗な街です。観光地ではないですが。
ちょっとふらふらしたら11時になりそうなので戻ります。
シルビア師匠と合流し、車で目的地まで向かいます。
気温は4度ぐらい。めずらしく寒いらしいです。
師匠曰く大地が緑なのは冬の期間だけなのだとか。
目的地に近づくにつれ、少しずつオフロードに
もうすぐつきます。付近のダム地帯です。
到着!準備中。
しかし、事件発生。
宿からスリッパのまんま車に乗り込んでたwwwwwwwww
というわけで、やめるわけもなくスリッパおよび裸足で挑みます。絶対まねはしないでください(本日2度目)。
クレイジーなのが大好きな師匠は逆にテンションあがっちゃう。
ここがスタート地点です。
50mぐらいのトンネルを抜けていきます。
ここで軽く説明させていただくと、これから行く場所は「El Caminito Del Rey – エル・カミニート・デル・レイ」と呼ばれる場所です。(別称:王の小道)
一時期Youtubeにあった動画が話題になったので知っている人もいるかもしれません。
100年以上前に王様が水路を見学するために作られた通路です。
公には立ち入り禁止とされていてwikipediaにもそう記載されています。
実際はこの小道へ行くまでの道路が通行禁止とされていて行くことが推奨されないというだけです。
近々観光地とするために補修工事を行う計画があるようなので本当に立ち入り禁止になる可能性は高いです。
まぁ、行きたい人が何人いるかわかりませんがw
行ってみましょう。
まずは第2の渓谷へ向かいます。Youtubeで上がっているのは第1の渓谷です。
第1の渓谷までの道路が通行禁止となっているため今回は第2の渓谷→第1の渓谷→第2の渓谷という感じに歩いていきます。
師匠が道案内してくれます。
道路になっていますが、公道ではなくダムの管理をしている電気会社の方しか入れません。
ちょっと景色でも
ダムがあります。
極力おすすめしませんの看板。訳すと「王の小道は通り抜けできません。行かないでください。高確率で転落の可能性があります。」
つまり通り抜けできないだけで。禁止ではないのです。
ダムがあります。
奥に王の小道がみえてきました。
第2の渓谷の入り口は塞がれています。通れません。
ドアの横からのぞくとこんな感じ。ちょっと見えづらいですが右側の通路が10mぐらい崩壊してて通行不可です。
第2の渓谷の入り方は
山をよじ登る、崩壊している反対側の位置ぐらいまで移動する。ロープでおりる。ね?簡単でしょ?
というわけで上ります。そろそろお忘れだと思うので、再度いっておきますがスリッパで行っています。
※注意:人間はまねしないでください
わかりづらいですが、ここからロープで下ります。帰りはもちろんロッククライミングです。
準備中
下りました。師匠待ち。
おまたせ!王の小道きました!※スリッパです。
ちょっと見えづらいですが、画像中央ぐらいにさきほどのドアが見えます。そこから全部崩壊してます。
さてどんどん行きます。ロードオブザリングみたいでわくわくします。
美しい・・・・芸術ですね。
ところどころ下におりる階段があります。
どんどん進みます。
今歩いてきた道、こんなかんじです。
ここらへんはまだ通路がしっかりしているので、普通にあるけます。
まぁところどころ少し割れてますがね。
通りがかった人に師匠との写真を撮ってもらいました。ありがとうございます。
さてとさっそく道がありません。これだから禁止されかけるんですね。
渡ります。一応命綱をつなげるワイヤーはありますけど、相当昔に張られたようで切れているところや、切れかけているところがあります。おそらく全体重かけたら切れそうな場所も多いです。
金属ちょっと揺れます。
さてさて進みましょう。
振り返ると第2渓谷がみえます。
橋があります。帰りに渡ります。
道幅は人二人分ぐらいあります。
道がかなり崩壊してるところへやってきました。(画像は渡り終わった場所から)
最初は金属をつかってバランスとれますが、後半は石のわずかなくぼみを使って渡ります。
毎回このように渡るときは裸足ですが、ジャケットにスリッパを突っ込んでます。
進みます。
ここは命綱つなげるところがないのでそのまま渡ります。(またもや渡り終わったところから)
さてここらへんで第2の渓谷はおわり。
普通の山道を30分ほどあるいて第1渓谷へ向かいます。
スリッパでも余裕な山道。
ところどころ木が倒れてます。
非常食発見。ちょっとおなかがすいたので食べます。
ドライバナナみたいな味がします。かなり甘いです。ただのどが尋常じゃなく渇きます。
山道沿いにはずっと水路があります。京都の水路のところにかなりにてますね。
第一渓谷がみえてきました。
振り向けば常時絶景です。
第一渓谷到着。すれ違う人にスリッパじゃねーかwといわれたものの師匠が華麗に「彼はいかれてるわけじゃないの!靴忘れただけなの!」と言う。
いや!フォローになっていません!
第一渓谷も初っぱなから道がありません。師匠によると来るたびに悪化してるとか。
ほんと来る人も人間じゃないと思いますけど、作った人が人間じゃないとおもうんですよね。
渓谷の反対側には線路が通っています。
道をみると
あちこち抜けています。さすがに100年たつと崩れてくるんですね。
この小道のシンボルともいえる水路がみえました。(橋みたいなやつ)
もうすぐで水路です。
水路を渡ります。
渡り終わったとおもった矢先、また通路が抜けてます。
師匠が突然止まって!右腕さげて!とか記念撮影を始める。落ちたら死にますが、嫌いじゃないです。
空中ストップも終え、渡り終えました。
もうすぐで第一渓谷は終わりです。
景色
最後は上の通路は崩れているので下の通路を通ります。
上から通路の下をこんな感じの岩場を下ります。傾斜角度は70度ぐらい。
金具が打ってあるので活用します。
ここを渡ります。渡らないと帰れません。上には通路がないといいましたが、下は透明なだけで通路がけしてないわけではありません。
ほらね。見えないだけでしっかり通路があります。
気温が4度ぐらいなので裸足だと金属が冷たいです。
再び師匠から空中ストップ指令。
よっぽど裸足がうけたのか、あとでみたら足のどアップ写真がありました。
逆方向から向かう人たちもいます。今渡ってきた通路です。
帰りはスタンドバイミーします。
レッツゴー!
線路からみた第1渓谷。美しい。
もうちょっと寄って
ここも渡ってきた第1渓谷です。
もっと寄って
ひたすら第2渓谷方面へ進みます。
景色。
再びトンネル。
電車が通る時よけるスペースはありますが、通るのは特急列車の可能性が高いので逃げ遅れないように注意してください。
橋を渡り。
再びトンネル。
抜けます。
第2渓谷へ戻ってきました。橋のところです。
橋。
先ほどあるいた第2渓谷です。
第2渓谷は第1渓谷ほど高さはありません。
ちょっと少しだけ動画はっときます。
最初に来たほうへ帰ります。
戻ります。
水を流すところです。すべり台ではありません。
第2渓谷とあるいてきた線路。
歩く。
今朝下ってきたところを上ります。
アメリカからのクライマー二人も一緒に上がってきました。
無事帰還しました。
今朝とおってきたトンネルを再びぬけ。
千と千尋のように
現実世界へ戻ってきます。
今回のおおよそのGPSログです。iPhone4S(KingGPS)にて取得。
ちょっと近くのパブに車を止め。
アメリカ人二人と4人で休憩します。
アメリカ人二人はエル・チョロに戻るらしいのですが、珍しく寒い日なのでスペイン人は寒さを恐れて外に出ません。(とシルビアが言ってました)
というわけでエル・チョロまで送ってきました。
オリブブランチというプロのクライマーのたまり場らしい。
個室あり、ドミトリーもあり、お金なければ庭にテント張るのもあり。何でもありです。
クライミングが主流の街ですが、トレッキングもあるということなので、シルビアに宿主に紹介してもらいました。
スペインをさらに南下して戻ってくるとき時間があれば寄ろうと思います。
居間で世界中からのプロクライマーと仲よくなりました。スリッパと裸足で王の小道いってきたとみんなに紹介されすぐに打ち解けました。
ダーツボードの下におじちゃんがヘルメットかぶって笑いながらとってくれた。
さて遅くなる前に帰ります。エルチョロからみた第一渓谷。
これで終わり!どうだったでしょうか?
ずっと来たかった場所なのでうれしかったです。
実際行ってみてよかったです。
ただ危険なのでまねはしないでください。
それでは、おやすみなさい。
明日はロンダという街に向かおうと思います。