こんにちは。doaとのっぽです。
日本では台風がひどかったと聞いていますが、皆さん大丈夫でしょうか。
我々はすでに、リマを出てイカ(ワカチナ)、ナスカを過ぎ、おとといに長距離バスで15時間、クスコの町に到着して、しばらくお世話になるペンション八幡に着きました。
おとといは少し街を散歩して休み、昨日は泊まり先で一緒になったシンジ君と一緒に市内を自転車で散策したりして過ごしていました。
今日はこちらの楽器屋さんをのぞきに行って、晩には日本食を自炊しようかと盛り上がっています。
十分なネット環境がなく、頻繁にブログの更新ができていませんが、少しずつでも更新していこうと思います。
今回はリマを出てイカを目指し、ワカチナという町に滞在します。クスコの話はまた後日!
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リマを朝6時に出発。
当日は朝早い時間であったため、ホテルの近くにタクシーがなく、当山ペンションにお願いしてバスターミナルへ送っていただく。
今日はリマを出て、バスでイカという街へ向かう。
バスのチケットは前日に55ソルにて購入していたので、あとは バスターミナルに向かうだけ。
到着したバスターミナルは意外と綺麗で、さすがバスが長距離移動の中心、という感じ。 さっそく荷物を預けようとカウンターまでいったものの、「そのチケットはあっちで発行しなきゃだめだ。」と荷物を預かってもらえず。
チケットを発行しに購入カウンターへ。
事前に支払を済ませていたので、あとはチケットそのものを発行してもらうだけだったのですが、 よく分からないなりに話を聞いていると、受付のお姉さんが画面をこちらへむけて、「15分発のがあるけど、変更する?」といった様子。
我々は30分発に乗る予定で、そもそも15分発のバスなんて、我々が持っている時刻表には無かったのですが、目的地に着くなら良いし・・・と、断る理由もなく「はい」と返答。
ターミナル内のカフェテリアで少し時間をつぶし、15分に実際バスに乗ってみると・・・バスがデラックスすぎる。何かがちがう!とチケットを見てみたら “Suite”と最上位クラスに変更されていた。
いやそんなお金はらってないのに・・・バスの添乗員さんにも”…Why?”と聞かれたけれど、そんなの僕らが知りたいです。
まぁ、ラッキー! バスはこんなかんじ。
道中では飲み物やご飯もでてきました。普通に美味しい!
ハムとチーズをサンドしたものと、りんご丸ごと一個。りんごは甘くて普通においしかった!
前日に色々あって1時間ぐらいしか寝ていなかった我々は、日本では考えられないデラックスな席で爆睡。
全く気づかないまま結局ターミナルで添乗員さんに起こしてもらい、到着。
バスをおりると、「トモダチ!アミーゴ!」と話しかけてくる二人組のおっちゃん。とても愉快。
ここまでの旅で「トモダチ!」と話しかけてくる人は、裏があるめんどくさい人か、めっちゃいい人のどちらかということを学んでいたので、 とりあえずはHola!(やあ!)と返答。
ちょいちょい話をしてみると車でワカチナまで7ソルで連れてってくれるという。普通は13ソル程度と聞いていたので、安いし、英語も通じたのでのっけてってもらう。
どうやら片方のおっちゃん(ホセさん)は、ナルトやらブリーチやらが好きらしく、話を聞きながらワカチナに向かう。
ワカチナは砂漠地帯にあるオアシスの街。一周するのに30分もかからないくらいの小さな街ながら、その風景は絶景の一言。ということで、 しばらくワカチナの街の画像をお楽しみ下さい。
いやー、いいですな。南米のリゾート地。
そのまま話していると、車でワカチナまで連れてってくれたおっちゃんは、どうやら地元の旅行会社のおっちゃんらしく、そのまま交渉に。
交渉に臨むdoa君と、ホセさんと、お姉さん。ワカチナにいる最中は、ずっと日本語でおk状態。
英語そこそこしかしゃべれない僕にとっては、非常に頭を使う時間でした。
ワカチナでのツアーから、ナスカへの移動と観光、ナスカからクスコに向かうバスまで含め、全て最もスムーズになるようにお願いしたところ、ホセさんに快諾してくれるとのことで、全部で一ヶ月しかいられない我々にとっては願ったりかなったり。
結局、ワカチナからナスカまでの車(ホセさんが案内してくれる)、ナスカのフライト、ナスカからクスコまでの便を手配してもらい、ナスカの一泊の必要が無くなったおかげで、クスコまで予定より一日早く着けることに。これで次の旅も安心安心。
そして本日のメインイベント、ワカチナのバギーツアーと宿も手配してもらう。 おっちゃん様々!ナスカまでよろしくお願いします!
ちなみにナスカまでのプライベートツアーは二人で350ソル。値段は少々高いけど、さすが値段相応で、ナスカに着くまでの間の山や土地、遺跡などの説明をつきっきりで詳しくしてもらえてとてもよかった。
地球の歩き方に乗っていないところにも、すごくいい場所がありました。詳しい話はまた後日。
さて、ワカチナにて泊まったホテルはこちら。
Hotel Carola del fur。 ホテルはこんな感じ。
受付のお姉さんは英語もOKで、中にプール(入らなかったけど・・・)やレストランもある。 ヨーロッパからのお客さんが多く、感想は、全体として概ね良好でした。
ただ、夜中2時ぐらいまでパーティーの音が隣のホテルから聞こえるのがうるさかったり、日中暖かく夜は寒くなるため、 夜になると大量の室内に蚊がたくさん飛んで来るので、行く際は蚊取り線香や虫除けなどは必須です。
でも部屋の中は暖かいし、庭も綺麗。フロントの人もいい人で全体的にお勧めできるホテルです!
料金は基本35ソルから、ホセさんの顔割引で30ソル。その後何故かチェックアウト時には25ソルに・・・。なかなかリーズナブルですね。
バギーツアーまでの間時間があるので、ワカチナの街を散策。先ほども書いたとおり、一周に30分くらいしかかからないくらいの小さい街なので、ゆっくりまわることに。
お昼ごはんは湖沿いのレストランにて。日当たりがよくてすごくいい時間でした。
途中、フォルクローレのライブ演奏をしている集団と遭遇、名前は自称、悟空・悟飯・ピッコロ・ベジータ・クリリンだそうです。そう言っていたのだから真実なんだと思います。はい。
さて、楽器を見たら黙っていられない我々。せっかくなのでギター弾かせてよ!と交渉したら凄くスムーズにOKをもらえました。
ということで、doaのっぽ、南米デビューです。(ムービーも撮っていたんですがそれはまた後日・・・)
Maroon5のSundayMorningを歌うdoaくん。10人近くに囲まれてましたよ!
せっかくなのでのっぽも一曲。丸の内サディスティックを南米で歌う日が来るなんて思っていませんでした。
ちなみに、我々が歌っている間、ひたすら左手をガン見されていた辺り、やっぱギター弾いてるとこうなるよなーと思っていました。
さて、4時になったのでいよいよお待ちかねのバギーツアーへ。
砂漠が凄く綺麗!バギーは楽しい!楽しい!楽しい! 痛 い ! 以上!
バギーはまんまジェットコースターなので、高所恐怖症の人は相当覚悟が要るかもしれません。
いやー良く飛べてますね!!腰の位置が高い!
サンドボードは、最初は簡単な坂から、徐々にエスカレートして、最終的にはこんなかんじに20mぐらいの坂を頭から滑ります。いえ、滑らせられますw
上にいる人の小ささにご注目いただきたい。
グランデ!グランデ!って言ってたからどんなもんかと思ったらグランデ過ぎました。
でもこれがすごく楽しい!所々こぶにぶつかったりすると結構痛いんですが、痛いのが気にならないぐらい楽しいです!!
バギーツアーが終わると、そこで一緒になったカロルとエイドリアンと一緒にホテルのレストランでご飯。 この二人、仕事を辞めて世界を一周しているらしい。
結構まわっているルートが同じだったのでまた会うことがあるかも。 (フェイスブックに登録を送ってくれるらしいので許可もらったら画像アップします!)
南米を旅行していると、けっこう世界一周旅行の道中という人と会いますね。最初南米に来る前は一ヶ月の旅行は長いと思っていましたが、どうやら短いくらいのようです。
夕食が終わった後は部屋に戻ってゆっくり睡眠・・・したかったんですが、ここからが蚊との格闘でした。
のっぽは目をさされこんな感じに・・・。現地の虫除けクリームを割としっかり塗っていたんですが、その上から刺されました。
塗り薬と飲み薬を持っていたので、現在はほぼ復活しています。 doaは足に一カ所さされたけど特に被害なし。
ただ、南米には、黄熱病やらデング熱やら、蚊を媒介する色んな感染症があるので、蚊に刺されるのには十分な注意が必要です。少なくとも、黄熱病の予防接種はあらかじめしておいた方が良いと思います。一回一万円強しますが・・・。
予防接種などの詳しい話は最初の会の記事を参照して下さい!
今回はたまたま何もなく済んでいますが、この先のマチュピチュでも蚊などが出るらしいので、十分注意したいところです。
しかし、このワカチナという町、地球の歩き方などのガイドブックではほんの一段落ほどしか書かれていなくて、スルーされがちな気もしますが、個人的な感想として非常にオススメの町です。
昼の景色、夕焼け、そして夜の景色、それぞれの顔が美しく、いろんな魅力が詰まっていますよ!
さて、ワカチナ編はとりあえずここまで。次は今回の旅のハイライトのひとつ、ナスカに向かいます。ここもいろんなハプニングがあって、楽しかったですよ!
それではまた次回!